生涯現役企業支援助成金とは?
中高年齢者が企業によって、事業運営のために必要となる従業員(中高年齢者等)の雇入れや雇用創出措置に要した費用をにもらえる助成金です。
いくらもらえる?
起業から12カ月の間に支払った部分に対して助成率をかけた額が支給されます。
*起業基準日における年齢で判断します
こんな会社はもらえません・支給要件
以下の点に御注意ください。
- 起業基準日における起業者の年齢が40歳以上であること。*起業基準日とは、法人の場合は法人設立日、個人事業の場合は開業届の開業日
- 事業主の都合による従業員の解雇(勧奨退職を含む)をしていないこと
- 計画書で定めた12ヶ月の期間内に60歳以上の従業員を1人以上、40歳以上の従業員を2名以上、または40歳未満の従業員を3名以上新たに雇用し、雇用保険に加入させること。
- 上記で雇入れした対象労働者の過半数が離職をしていないこと。
- 営業の譲渡、賃貸借、委託のために設立された会社。
- 残業代を含め法令にそった賃金を支払っていない会社。
- 法令にそった雇用保険・社会保険等の加入をしていない会社。
- 次の4つのうち2つ以上該当すること。
①起業者が、国、地方公共団体、独立行政法人、金融機関又は認定経営革新等支援機関が直接、又は第三者に委託して実施する創業支援を受けていること。
②起業者自身が当該分野において通算10年以上の職務経験を有していること。
③起業にあたって金融機関の融資を受けていること。
④法人又は個人事業主の総資産額が1,500万円以上あり、かつ総資産額から負債額を引いた残高の総資産額に占める割合が40パーセント以上あること。
手続き
①起業する。事業を開始します。
②「雇用創出措置に係る計画書」の作成・提出をする。起業から11ヶ月以内の提出が必要です。
③「計画の内容を実施する。従業員の募集、採用、教育等を実施します。
④助成金の申請。 計画期間終了の翌日から2ヶ月以内での提出が必要です。
⑤助成金支給。書類の提出から問題がなければ約2~4ヶ月で助成金が振り込まれます。